Dancing Botanical Flow
日本最大級の温室の植物園がBOTANICAL stageへと姿を変える時、植物たちも踊り始める。
あなたの動きに呼応して、映像の中の草花がゆらめき、舞う。
まるで植物と一緒に踊っているかのような、魔法のようなひとときを。
光と自然が融合するこの幻想的な空間で、あなた自身が演出する植物とのダンスをお楽しみください。

details of the work
Sensorless Motion Capture by Openpose
体験者が「気付けば映像に映り込んで自らがコンテンツになっている」状態を目指すため、完全センサーレスで、カメラのみを用いた多人数のモーションキャプチャを行った。
会場には、フロア背後からのカメラ、DJ背後からフロアを抜くカメラ、手持ちの中継カメラの3カメラを用意し、5時間のパフォーマンス内で変化をつけられるようにした。
なお、Openposeライブラリでは、画面上の人数が増えても負荷が変化しないため、フロアの状況が変化しても対応することが可能である。
Flower Animated Models created by Houdini
淡路グリーン館のコンセプトに合った植物を取り入れるべく、Houdiniを用いて植物のモデルを作成した。淡路グリーン館に存在するタコノキやヒスイカズラ、コンセプトである「熱帯」からインスピレーションを受けたラフレシアなどを作成。
ただし、Openposeでは、3Dではなく2Dでの認識を行うため、アバターとして動かすのではなく、直接ボーンIDに指定する必要がある。そこで、フロアの体験者が起こしやすい「腕を上げる」ことで変化が起こるという1つのアクションを起点としたインタラクションに絞り、腕がどのくらいの高さにあるかによって変化を起こした。植物によってどのような変化が起こるかを変化させることで、バリエーションを担保した。
2 Ways of Effect : TouchDesigner & Unity
最終的なパフォーマンスでは、UnityとTouchDesignerの両方にMIDIコントローラーを接続し、それぞれを1名ずつが担当するオペレーションを行った。
まず、入力のカメラを先述の3種類からスイッチングし、入力する映像を切り替える。
次に、Unityでは、背景や花の種類、ミラーボールに当たる光や花の色、全体のポストプロセスの種類などをボタンに割り当てて切り替える。
最後に、TouchDesignerでは、実写映像とOpenpose後のボーンが映った映像と完全なバーチャル映像の切り替えを行い、さらに最終的な映像に対するエフェクト(ストロボ、ディストーションなど)を追加した。
MEMBERS :
Creative Direction – Sion Asada
Technical Direction (Unity & System) & Modeling (Houdini) – Junichiro Horikawa
Engineering (Openpose & Unity) – Ikumi Noborio
Creative Engineering (TouchDesigner) – Yasuki Nishimura
制作期間:
2025.2 – 2024.4 (2ヶ月)
担当:
TouchDesignerによるVJシステム開発・オペレーション
イベント概要:
MAGIC HOUR 2025 Botanical Stage
淡路夢舞台内 淡路グリーン館
公式サイト:https://magichourfes.com/mediaartconetnts